弊研究所は2002年9月に実質的な活動を始めて以来、月一回の割合で公開研究会を開いて参りました。それは内容的には日本国内で行われて
いる政治関係の研究会の中でも最も優れたものにする事が出来たと講師の先生方や参加者の皆様に心より感謝もうし上げております。しかしながら弊研究所と致しましては幾つか不本意な問題がありました。
第一は内容が従来の保守主義ないし軍事問題等に専門化し過ぎた様に思われる事です。それは弊研究所の来歴からして当然の事でもあり、また決して間違っていなかったとも考えております。しかし弊研究所が今、目指している従来型の保守主義と左翼思想とを統合して、あらたなる21世紀日本を指導できる様な、いままでと全く異なった政治理念を開拓するという目的からすると、はたして本当に良かったのか?ーという疑問もありました。
しかし弊研究所の良心的な活動が理解され、たとえば2003年1月16日の公開研究会で阪神大震災における救助作戦の最高責任者だった松島悠佐元陸上自衛隊中部方面総監の行われた講演の内容が産経新聞に取り上げられ、おおきな反響をもたらして、日本に於ける危機管理体制の不備に関し、おおくの人々の再考を促せた事は、弊研究所の欣快とするところであります。そこで、ここに
松島元総監の講演に関する産経新聞の記事を掲載させて頂きます。これは弊研究所の社会的信用の証の一つと思います。なを松島元総監の御厚意により
当日の御講話の内容を公開させて頂いております。併せて御参考にして頂ければ幸いと存じます。
この様な良い出来事も多々ありました。関係者の皆様には、ただただ感謝するのみであります。しかし不本意な問題は他にもありました。
その第二は、参加者の人数が少なかった事であります。これも、ただただ弊研究所の力不足の故でありましょうが、その替わりに真に志しある参加者の皆様に恵まれ、よき内容の公開研究会にする事が出来ました事もまた、弊研究所の誇りとするところであります。
しかし参加者人数が少なかった為、運営経費上の問題が発生してしまいました。例えば、せっかく良い内容の研究会ができて、その内容をテープに録音してあるにも関わらず、テープ起こし作業も出来ておりません。そこで、この研究会の今後の方針を再考する為、暫く休会させて頂き、その間に多くの方々と話し合いました。その結果としてインターネット技術の向上により公開研究会の内容は動画配信の形で
公表するといった新しい方針で当面はやって行こうかと考えております。
いずれにしろ弊研究所は発展途上であり、まだまだ未熟ではありますが、おおくの良き人々に恵まれて頑張り続ける所存です。皆様の倍旧の御指導・御助勢を、お願い申し上げます。